庭木【植物の育て方】

庭に植えるといい木や低木のおすすめ20選|狭い庭や日陰でも育つ丈夫な種類と剪定・管理術の極意

GRL-TKY

こんにちは!庭あそびブログを運営している2児の父・GRL-TKYです。

キャンプ歴12年、保育士資格・幼稚園教諭一種免許・バーベキュー検定・お肉検定を取得。

庭での遊びやガーデニング、アウトドアの楽しみ方を、実体験ベースで発信しています。

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こんにちは。大人から子どもまで庭で楽しむ情報を公開 庭ASOBI 運営者の「GRL-TKY」です。

せっかく手に入れたマイホーム。
お庭に素敵な植物を植えて、家族でゆったり過ごす時間は憧れですよね。

でも、いざ苗木を探し始めると
「どの種類を選べばいいの?」
「手入れが大変だったらどうしよう…」と、悩んでしまうことも多いはず。

特に庭に植えるといい木や低木を探しているあなたは、見た目の良さはもちろん、
将来の大きさや日当たり、さらには子供やペットへの安全性など、考えることが山積みですよね。

私自身、庭づくりを楽しむ一人の親として、
そして保育士として多くのお子さんと接してきた経験から、
お庭の植物選びには「美しさ」と同じくらい「安心感」と「管理のしやすさ」が重要だと痛感しています。

常緑で目隠しに便利な種類や、日陰でも元気に育つタフな木、
そして四季を感じさせてくれる落葉樹など、日本の住宅事情にぴったりな候補を厳選しました。

この記事を読むことで、あなたのお庭が家族みんなにとって最高の遊び場に変わるヒントが見つかるはずですよ。

まずは、お庭づくりの不安を解消するためのポイントから見ていきましょう。

この記事を読むポイント

  • お庭の広さや日照条件に合わせた失敗しない低木の選び方の基準
  • 初心者でも管理しやすく目隠しや生垣の役割を果たすおすすめ樹種
  • 剪定の適期や病害虫対策など庭木を健康に保つための年間カレンダー
  • 子育て世帯が知っておくべき有毒植物の危険性と害虫のリスク管理

庭に植えるといい木や低木の失敗しない選び方

お庭の雰囲気を左右する低木選び。

単に「見た目が好きだから」という理由だけで植えてしまうと、
数年後に「大きくなりすぎて手に負えない!」
「お隣さんに葉っぱが落ちて苦情が…」なんてことになりかねません。

失敗を防ぐためには、植える場所の環境と、その木が将来どう育つかをセットで考えるのがコツですよ。

  • 目隠しや生垣に最適!丈夫な常緑の低木
  • 北側の庭や日陰に強い!おすすめの低木
  • 落葉して紅葉がきれいな季節を楽しむ低木
  • シャリンバイやトベラなど生垣に強い品種
  • マサキやアオキなど日陰や生垣に向く庭木

目隠しや生垣に最適!丈夫な常緑の低木

お庭で過ごすとき、通行人や近隣からの視線が気になると、なかなかリラックスできませんよね。

そんなときに活躍するのが、一年中葉を絶やさない「常緑の低木」です。

特に「庭に植えるといい木」として低木を探すなら、
最終的な樹高が1.5メートル前後に収まるものを選ぶと、
脚立を使わずに自分で剪定ができるので管理が劇的に楽になりますよ。

私がおすすめしたい常緑の低木は以下の3つです。

  • シャリンバイ
  • マサキ
  • イヌツゲ

まずおすすめしたいのがシャリンバイです。

この木は非常にタフで、乾燥や潮風にも強いため、道路沿いの生垣にぴったり。

5月頃には梅に似た白い可愛い花を咲かせ、
秋には黒紫色の実をつけるので、季節ごとの変化も楽しめます。

葉が密に茂るので、目隠しとしての機能もバッチリですね。

また、マサキも生垣の定番。

刈り込みにめっぽう強く、自分好みの高さや形に整えやすいのが魅力です。

明るい黄色の斑が入った「黄金マサキ」を選べば、
お庭のコーナーがパッと明るくなります。

さらに、和風・洋風どちらにも馴染むイヌツゲも優秀なサポーター。

小さな葉がぎゅっと詰まって育つので、
不透明度の高いしっかりとしたグリーンの壁を作ってくれますよ。

これらの樹種は、
国立科学博物館が運営する(出典:国立科学博物館 筑波実験植物園「植物図鑑」)などの公的データベースでも、
庭園や生垣用として広く推奨されている信頼できる種類ばかりです。

ただし、常緑樹だからといって全く手がかからないわけではありません。

葉が密集しすぎると風通しが悪くなり、病害虫の原因になることもあります。

年に一度は、混み合った枝を抜く「透かし剪定」をしてあげると、
いつまでも若々しい葉を保ってくれますよ。

私の場合、子供たちが庭でボール遊びをしても折れにくい、
しなやかで丈夫なマサキを境界線に植えて重宝しています。

あなたのお家でも、まずは「どこまで隠したいか」を基準に、これらの丈夫な仲間たちを検討してみてくださいね。

目隠し・生垣用低木選びの極意

  • 剪定のしやすさ: 自分の身長程度の高さ(約1.5m)で維持できるものを選ぶ。
  • 密度と遮蔽性: 葉が密に生え、向こう側が透けにくい常緑樹を優先。
  • 成長スピード: 早すぎるものは管理が大変、遅すぎるものは目隠しになるまで時間がかかる。

北側の庭や日陰に強い!おすすめの低木

「うちは建物の影になっていて、ほとんど日が当たらないから何を植えても枯れちゃうかも…」と心配しているあなた。

大丈夫ですよ!
日陰には日陰の、しっとりとした情緒ある庭づくりの楽しみがあります。

日陰に強い植物の代表格といえば、やはりアオキですね。

昔から「日陰の植物」として日本の庭園で重宝されてきただけあって、
その耐陰性は折り紙付きです。

光沢のある大きな葉は、暗くなりがちな北側のスペースに瑞々しい明るさを与えてくれます。

斑入りの品種を選べば、光が差し込んだような演出もできますよ。

また、ヒサカキナンテンも半日陰〜日陰の過酷な環境で生き抜く強い味方です。

ナンテンは「難を転ずる」という言葉に掛けた縁起物として有名ですが、
実は機能面でも非常に優秀。

冬になると鮮やかに紅葉し、
赤い実をつける姿は、冬の寂しいお庭を彩る貴重なアクセントになります。

ヒサカキは非常に丈夫で、生垣の下の方を埋める「根締め」としても活躍します。

さらに、花の時期が長いアジサイも、
実は直射日光よりも半日陰を好む植物なんです。

西日がガンガン当たる場所よりも、建物の北側や東側のほうが葉焼けせずに美しい花を咲かせてくれます。

日陰で育つ木を植える際の注意点は、水はけです。

日当たりが悪い場所は土が乾きにくいため、
粘土質のままだと根腐れを起こしてしまうことがあります。

植え付けのときに腐葉土やパーライトを多めに混ぜて、
少し高植え(周囲より高く盛り上げて植える)にすると、失敗が少なくなりますよ。

日陰を「諦める場所」ではなく、「落ち着いた緑を楽しむ場所」に変えてみませんか?


落葉して紅葉がきれいな季節を楽しむ低木

お庭に四季折々のドラマを持ち込みたいなら、
落葉低木が一番の選択肢になります。

冬に葉が落ちて枝だけになる姿を「寂しい」と感じる方もいるかもしれませんが、
その分、春の芽吹きのエネルギーや秋の燃えるような紅葉は、
常緑樹では味わえない感動を与えてくれます。

特におすすめしたいのが、庭木の優等生ドウダンツツジです。

春には小さな白い鐘のような花が鈴なりに咲き、秋には真っ赤な素晴らしい紅葉を見せてくれます。

樹形も自然にまとまりやすく、剪定の負担が少ないのも嬉しいポイントですね。

また、春の訪れを爆発的な花の量で教えてくれるユキヤナギや、
鮮やかな黄色の花が目を引くレンギョウも、お庭の雰囲気を一気に華やかにしてくれます。

ユキヤナギの枝がしなやかに垂れ下がり、白い花が降り積もった雪のように見える姿は本当に美しいですよ。

これらの落葉樹は、子供たちにとっても「季節の移り変わり」を学ぶ最高の教材になります。

「あ、新しい芽が出てきたね!」「葉っぱの色が変わったよ!」という会話は、庭がある暮らしならではの楽しみです。

落葉樹のお手入れで気になる「落ち葉の掃除」ですが、
低い木であれば範囲が限定されるので、それほど大きな負担にはなりません。

むしろ、落ち葉を集めて焚き火ごっこをしたり(自治体のルールに従ってくださいね!)、
カサカサという音を楽しみながら歩いたりと、お子さんにとっては遊びの道具になります。

お掃除を楽にする配置のコツは、
玄関アプローチのすぐ横や、お隣との境界ギリギリに植えすぎないこと。

少し余裕を持って配置すれば、落ちた葉がそのまま土に還って自然の肥料になってくれます。

手間をかける価値が十分にある、豊かな表情を持つ木たちですよ。

季節感を出す配置のヒント

常緑樹の背景の前に落葉樹を植える「レイヤード(層)」を作ってみましょう。
冬に落葉しても、後ろの常緑樹が緑を保ってくれるので、お庭がスカスカに見えるのを防げます。

ドウダンツツジの赤がイヌツゲの緑に映えて、とっても綺麗ですよ!


シャリンバイやトベラなど生垣に強い品種

お庭の境界線を作る生垣には、何よりも「タフさ」が求められます。

風に負けず、乾燥にも耐え、病気になりにくい。
そんな条件を満たすのがシャリンバイトベラです。

これらはもともと海岸沿いの自生種として知られており、
過酷な環境でも生き抜くための知恵を備えています。

シャリンバイの葉を見てみると、表面がツヤツヤして厚みがあるのが分かります。

これは「クチクラ層」というコーティングで、
水分が蒸発するのを防ぎ、潮風の塩害からも身を守っている証拠なんですね。

トベラも同様に非常に丈夫な低木で、5月頃には甘い香りのする白い花を咲かせます。

この香りは遠くまで届くので、お庭に一つあるだけで季節を感じさせてくれます。

実はトベラという名前、節分に家の扉(とびら)に挿して魔除けにしたことが由来だと言われています。

歴史的にも日本人と深く関わってきた木なんですよ。

どちらも非常に成長が穏やかで、
一度形を整えてしまえば、頻繁な剪定が必要ないのも忙しい子育て世帯には助かります。

生垣として植える際は、株の間隔を30cm〜50cm程度あけて植えるのが一般的です。

最初は少し隙間が空いているように見えますが、
2〜3年もすれば枝が重なり合い、立派なグリーンの壁になります。

無理に最初から密に植えすぎると、
成長した後に風通しが悪くなり、中の方が蒸れて枯れてしまう「ハゲ」の原因になるので注意が必要です。

「ゆっくりじっくり育てる」心構えが、長持ちする生垣を作る秘訣ですね。

お家のプライバシーを守る頼もしいパートナーとして、
この海岸生まれのタフな仲間たちを迎え入れてみませんか?


マサキやアオキなど日陰や生垣に向く庭木

生垣のバリエーションを広げたいなら、
マサキアオキの組み合わせも検討の価値ありです。

マサキは垂直方向に伸びやすい性質があるため、
スペースの限られた都会の小さなお庭でも使い勝手が抜群。

特に「銀マサキ」や「金マサキ」といった品種は、
葉に白い縁取りや黄色の模様が入っていて、単調になりがちな生垣をデザイン性の高いものに変えてくれます。

日当たりの良い場所から半日陰まで適応範囲が広いのも、初心者には嬉しいですよね。

一方で、
生垣の下の方や、木漏れ日しか届かない場所にはアオキを添えるのがプロっぽいテクニックです。

アオキは背が高くなりすぎず、横に広がる性質があるので、
マサキの足元がスカスカになってしまったときのカバー(足元隠し)として最適なんです。

常緑の濃い緑同士ですが、
葉の形や大きさが違うものを混ぜることで、単一の木だけを並べるよりもずっと自然で豊かな表情になります。

樹種名耐陰性成長速度おすすめの用途
マサキ普通〜強い普通目隠し生垣、トピアリー(形作り)
アオキ非常に強いゆっくり日陰のアクセント、生垣の足元カバー
イヌツゲ普通普通低い生垣、玉仕立ての観賞用
シャリンバイ普通ゆっくり道路沿いの生垣、潮風対策

注意点として、
マサキは「ミノウスバ」などの害虫が春先につくことがあります。

放っておくと葉を食べ尽くされてしまうので、新芽の時期には時々チェックしてあげてください。
でも安心してください、早期発見できれば市販のスプレーで簡単に対処できます。

こうした少しの手間をかけることで、植物への愛着も湧いてくるものです。

お庭の条件をよく観察して、マサキとアオキ、それぞれの得意分野を活かした配置を考えてみてくださいね。


庭に植えるといい木と低木の管理と安全性

理想の低木を植えたら、
次に大切なのは「どう維持していくか」と「家族の安全」です。

特にお子さんが庭で元気に遊ぶ姿を想像すると、
植物が原因で怪我をしたり体調を崩したりすることは絶対に避けたいですよね。

ここでは、保育士としての視点も踏まえながら、お手入れのタイミングと安全管理のポイントを詳しく解説します。

  • ヒサカキの活用法と庭木の剪定時期の目安
  • 病害虫に強い低木の選び方と防除の基本
  • 子どもがいても安全な庭木と毒性の注意点
  • 失敗しない植え付け時期や挿し木の手順
  • チャドクガ対策など毒毛虫の被害を防ぐ方法

ヒサカキの活用法と庭木の剪定時期の目安

まず、生垣や植え込みに便利なヒサカキについて少し深掘りしてみましょう。

ヒサカキは非常に丈夫で、少々放ったらかしでも枯れることはまずありません。

ただ、一つだけ知っておいてほしいのが「花の香り」です。

3月〜4月頃に咲く小さな花は、
例えるならプロパンガスやたくあんのような、少し独特な匂いがします。

人によっては「春の訪れを感じる好きな匂い」ですが、
苦手な方もいるかもしれません。

植える場所をリビングの窓から少し離したり、風通しの良い場所にしたりする工夫をすると、
デメリットを感じずに丈夫さを活かせますよ。

そして、最も多く寄せられる悩みが「いつ切ればいいの?」という剪定の時期について。

基本的には、その木が一番元気なときや、逆に眠っているときを狙います。

種類別・剪定カレンダーの目安

  • 常緑樹(シャリンバイ、マサキ、イヌツゲ):
    春の新芽が伸びきった5月〜6月、または冬に備える前の9月〜10月
    真夏と真冬はダメージが大きいので避けましょう。
  • 落葉樹(ドウダンツツジ、ユキヤナギ):
    葉が落ちて樹液の流れが止まる12月〜2月の休眠期。
    この時期なら強く切っても木が傷みにくいです。
  • 花を楽しむ木(アジサイ、レンギョウ):
    「花が終わった直後」に切るのが大原則!
    アジサイなどは夏に翌年の花の芽(花芽)を準備し始めるので、秋に切ってしまうと翌年花が咲かなくなっちゃいます。

「自分一人でできるかな?」と不安な方は、
最初は伸びすぎた枝をパチンと切るだけの「整枝」から始めてみてください。

完璧な形を目指さなくても、木が呼吸しやすくなるだけで十分効果があります。

剪定の道具(剪定バサミ)は、お子さんの手が届かない高い場所に保管するのも、家庭での「庭ASOBI」の大切なルールですね。


病害虫に強い低木の選び方と防除の基本

お庭づくりで「虫だけは勘弁!」という気持ち、よーく分かります。

特にお子さんがいると、強い殺虫剤を使うのも抵抗がありますよね。

まずは、最初から病害虫に強い「優等生」を選ぶことが一番の防除になります。

今回ご紹介した中では、
シャリンバイナンテンイヌツゲなどは比較的虫がつきにくい部類に入ります。

逆にサザンカやツバキなどは、後述するチャドクガの心配があるため、少し注意が必要な種類です。

虫が発生する大きな原因は、実は「風通しの悪さ」にあります。
枝が混み合い、空気が滞ると、そこはカイガラムシやアブラムシにとって最高の住処になってしまうんです。

化学薬品に頼らない!病害虫対策の3ステップ

  1. 透かし剪定:
    枝が重なっている部分を切り、木の中に光と風を通す。
    これだけで害虫の発生率はグッと下がります!
  2. 水攻め(ハダニ対策):
    夏場に増えるハダニは乾燥が大好き。
    水やりのついでに、葉の裏側にもしっかり水をかけてあげると予防になります。
  3. 物理的除去:
    アブラムシなどは、見つけ次第シャワーの勢いで洗い流したり、
    使い古した歯ブラシで優しくこすり落としたりするのが一番安全です。

どうしても虫が増えてしまったときは、
木酢液(もくさくえき)や、食品成分(デンプンや油脂)から作られた、
子供がいても使いやすい自然派のスプレーを検討してみてください。

大切なのは「虫をゼロにする」ことではなく、
「共存できる程度にコントロールする」というリラックスした構え方かなと思いますよ。


子どもがいても安全な庭木と毒性の注意点

ここが、保育士・幼稚園教諭資格を持つ者として
私が最も熱を込めてお伝えしたいセクションです。

お庭はお子さんにとって五感を刺激する素晴らしい学び場ですが、
世の中には「綺麗な花には毒がある」という言葉通り、危険な植物も存在します。

厚生労働省も(出典:厚生労働省「自然毒のリスクプロファイル」)などの資料で注意喚起をしていますが、
特に庭木として一般的なものの中にも注意が必要なものがあるんです。

例えば、キョウチクトウ(夾竹桃)

公害に強く、美しい花を咲かせますが、
枝や葉、さらには周辺の土壌に至るまで強力な毒性を持っています。

バーベキューの串代わりに枝を使って事故になった例もあるほどです。

また、アセビ(馬酔木)も、その名の通り馬が食べると酔ったようになるほどの有毒植物です。

これらは、小さなお子さんがいる家庭では植えない、
あるいは絶対に近づけない対策が必要です。

また、ナンテンの実は咳止めの薬に使われることもありますが、
素人が口にするのは危険。

お子さんが「美味しそうなベリーだ!」と思って食べてしまわないよう、
「これは見るだけの木だよ」としっかり教えるか、実がなる前に花を切ってしまう判断も必要です。

お子さんの安全を守る「庭のルール」作り

植物の毒性以外にも、
トゲのある植物(バラやヒイラギなど)は、追いかけっこをしている時に顔を引っ掻いてしまう危険があります。

植える場所を「遊ぶスペース」から離すなどの配慮が大切です。

「お庭にあるものは勝手に口に入れない」という約束を、
お家の方と一緒に楽しみながら共有することも、素敵な庭育(にわいく)の一部ですよ。

もし万が一、お子さんが有毒と思われる植物を食べてしまった場合は、
すぐに専門の医療機関を受診してくださいね。

正確な知識を持つことが、自由で楽しい庭遊びを守ることに繋がります。

特に注意が必要な樹種リスト

  • キョウチクトウ: 全身に猛毒。絶対に口に入れない、枝を燃やさない(煙も毒)。
  • アセビ: 葉や花に毒性あり。誤食に注意。
  • ピラカンサ: 実に毒性があり、鋭いトゲも。子供の動線には置かない。

失敗しない植え付け時期や挿し木の手順

お気に入りの低木を手に入れたら、
いよいよ植え付けです!でも焦らないで。

植物にはそれぞれ「引っ越しに適した時期」があります。

基本的には、
植物がエネルギーを溜め込んでいる春(3月〜4月)か、
夏の暑さが和らいだ秋(10月〜11月)がベスト。

真夏に植えると水分が追いつかずに干からびてしまいますし、
真冬は根が活動できないため、そのまま枯れてしまうリスクが高まります。

植え付けの手順はとってもシンプルです。

  1. 穴を掘る:
    苗木のポットよりも一回り以上大きい穴を掘ります。
  2. 土を作る:
    掘り出した土に、腐葉土や堆肥を3割ほど混ぜて、栄養たっぷりのふかふかの土にします。
  3. 植える:
    苗を穴に入れ、土を戻します。
    このとき「高植え」と言って、地面より数センチ高く盛り上げると水はけが良くなります。
  4. 水やり:
    最後に、たっぷりと、バケツ一杯分くらいの水をあげてください。
    「根っこに届けー!」と念じながらあげるのがコツですよ(笑)。実はこれ、意外と大切なんです。

さらに、慣れてきたら「挿し木(さしき)」で木を増やしてみるのも楽しいですよ!

アジサイやレンギョウなどは特に成功しやすいです。

元気な枝を10cmくらい切って、水に数時間つけたあと、
挿し木用の土に挿して日陰で管理するだけ。

自分の手で命を増やしていく過程は、
お子さんにとっても生命の神秘を感じる素晴らしい体験になります。

1年後、小さな枝から新しい芽が出てきた時の感動は、何物にも代えられませんよ!


チャドクガ対策など毒毛虫の被害を防ぐ方法

最後に、お庭の平和を脅かす最大の敵、チャドクガについてお話しします。

これはサザンカやツバキ、チャノキなど「ツバキ科」の植物が大好きな蛾の幼虫(毛虫)です。

恐ろしいのは、直接触らなくても、
風に乗って飛んでくる「毒針毛(どくしんもう)」に触れるだけで、耐え難い痒みとブツブツが発生すること。

しかも、一度刺されるとアレルギー反応で二度目以降はさらにひどくなることもあるんです。

対策は、何よりも「早期発見」に尽きます。

チャドクガが発生するのは年に2回、4月〜6月8月〜9月です。

この時期は、庭木(特にサザンカ)の葉の裏をよーく観察してください。

  • 卵の塊を見つける:
    葉の裏に黄色い毛玉のようなものがあれば、それが卵です。
    葉ごと切り取って処分しましょう。
  • 一箇所に集まっている幼虫を狙う:
    孵化したばかりの幼虫は、一つの葉にみんなで固まっています。
    この段階なら、その葉だけをハサミで切れば一網打尽です!

もし、お子さんが「あ、毛虫だ!」と触ってしまったり、
体に付いてしまった場合は、絶対に手で払わないでください。

セロハンテープなどで優しく毒毛を取り除き、
流水でしっかり洗い流してから皮膚科を受診しましょう。

チャドクガの怖さを知っておけば、
ツバキ科の木を植える場所を考えたり、発生時期だけ注意深く見守ったりすることで、
被害は最小限に抑えられます。

お庭を「怖い場所」にしないための、大切な知識ですね。


まとめ|庭に植えるといい木や低木で彩る理想の庭を再現しよう

ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。

庭に植えるといい木や低木を選ぶ旅、いかがでしたか?

「意外と考えることが多いな…」と感じたかもしれませんが、
それだけお庭には家族の思い出を育む大きな可能性があるということなんです。

完璧なガーデニングを目指す必要はありません。

まずは、あなたが「これなら私にも育てられそう!」と思える一本から始めてみてください。

常緑のシャリンバイでプライバシーを守り、
日陰にアオキの瑞々しい緑を添え、
ドウダンツツジの紅葉を家族で愛でる。

そんな日々の積み重ねが、マイホームでの暮らしを何倍にも豊かにしてくれます。

お子さんが小さな手で土をいじり、木の成長に驚く姿は、
きっとあなたにとってかけがえのない宝物になるはずです。

もし迷ったら、この記事をまた読み返して、お庭の環境と家族の笑顔を想像してみてくださいね。

本日の「庭ASOBI」おさらい!

  • 目的に合わせた選択:
    目隠しなら常緑(シャリンバイ・マサキ)、彩りなら落葉(ドウダンツツジ)。
  • 環境に寄り添う:
    日陰を味方にするアオキやナンテンを活用しよう。
  • 安全が第一:
    有毒植物やチャドクガの知識を持ち、子供が安心して遊べる環境を。
  • 管理を楽しむ:
    剪定や植え付けの時期を意識すれば、お手入れはグッと楽になります。

植物は、あなたが手をかけた分だけ、必ず美しい姿で応えてくれます。

さあ、スコップを手に取って、あなただけの理想のお庭づくりをスタートさせましょう!

お困りのことがあれば、お近くの造園屋さんや園芸店など、プロの意見もぜひ参考にしてみてくださいね。

あなたの庭遊び(庭ASOBI)が、笑顔いっぱいのものになりますように。応援しています!


庭に植えるいい木や低木を悩んでいる際にあるよくある質問(FAQ)

庭がすごく狭いのですが、鉢植えでも育てられますか?

もちろん大丈夫ですよ!
今回ご紹介したシャリンバイやアオキ、アジサイなどは鉢植えでも元気に育ちます。
鉢植えのメリットは、季節や日当たりに合わせて移動できること。
ただし、地植えよりも土が乾きやすいので、夏場の水やりだけは忘れないように気をつけてあげてくださいね。
大きくなりすぎないよう、鉢のサイズで成長をコントロールできるのも魅力です。

お隣さんの敷地に枝がはみ出さないか心配です。

境界線から30cm〜50cmは離して植えるのが安心です。
木が成長すると、どうしても横に広がります。
「このくらいなら大丈夫かな?」と思っても、数年後にはみ出してしまうことも。
植え付け時にあらかじめ余裕を持たせ、はみ出しそうな枝を早めにパチンと切る習慣をつければ、ご近所トラブルも防げますよ。
境界付近には、成長がゆっくりな「シャリンバイ」などを選ぶのがおすすめです。

剪定を失敗して、木が枯れてしまうことはありませんか?

一度に全部の枝を切らなければ、まず枯れることはありません!
初心者のうちは「切りすぎ」が一番怖いですよね。
コツは、一度に全体の3割以上の枝を切らないこと。
まずは「枯れている枝」や「内側に向かって伸びている細い枝」を整理することから始めてみてください。
木は意外とタフなので、優しく声をかけながら少しずつ整えていけば、必ず応えてくれますよ。

犬や猫を飼っているのですが、ペットがいても大丈夫ですか?

基本的にはお子さんの安全基準と同じ考え方でOKです。
有毒植物(キョウチクトウなど)はペットにとっても危険なので避けましょう。
また、ワンちゃんが葉っぱを食べてしまう癖がある場合は、葉に毒性がないか事前にチェックが必要です。
アオキなどは比較的安心ですが、
万が一に備えて「ペットが届かない高さまで枝を払っておく」などの工夫をすると、お互いにストレスなく過ごせますね。

木を買うとき、ネット通販とホームセンターどっちがいい?

初心者のあなたには、実物を見られるホームセンターや園芸店がおすすめ!
ネット通販は種類が豊富で便利ですが、届いてみたら「思っていたより弱々しい…」なんてことも。
実物を見れば、葉の色艶や、害虫が付いていないかを自分の目で確かめられます。
店員さんに「うちの庭は北側なんです」と相談すれば、
その地域に合ったアドバイスももらえるので、最初の一本はぜひお店で選んでみてくださいね。

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